世田谷一家殺害事件の現場に落書き、高校生を書類送検「事件知らなかった」

2021年5月10日 11時36分
現場を囲うフェンスに書かれた落書き=昨年12月、東京都世田谷区で

現場を囲うフェンスに書かれた落書き=昨年12月、東京都世田谷区で

  • 現場を囲うフェンスに書かれた落書き=昨年12月、東京都世田谷区で
  • 現場の家屋を取り囲むフェンスに書かれた落書き=昨年12月、東京都世田谷区で
  • 事件の現場に隣接する公園の遊具に書かれた落書き=昨年12月
  • 現場を囲うフェンスに書かれた落書き=昨年12月、東京都世田谷区で
 2000年12月に東京都世田谷区の自宅で会社員宮沢みきおさん=当時(44)=一家4人が殺害された事件の現場住宅を囲うフェンスに落書きをしたとして、警視庁成城署は10日、器物損壊容疑で都内の男子高校生(17)を書類送検した。
 男子高校生は「動画投稿サイト『ユーチューブ』などの動画を見て自分も書いてみたいと思った。殺人事件そのものを知らなかった。ここまで大ごとになるとは思わず、すみませんでした」と容疑を認め、反省の態度を示しているという。
 書類送検容疑では、昨年11月29日午後4時40分~同6時ごろ、同区上祖師谷3の現場住宅を覆っているフェンスと、隣接する都立祖師谷公園の滑り台などの遊具の計5カ所に黒色のマジックで落書きをしたとされる。
 フェンスは、都が老朽化が進む現場住宅の安全管理のために設置していた。落書きは昨年12月1日午後、本紙記者が発見。署は防犯カメラの映像などから男子高校生を特定した。
 事件は昨年12月で未解決のまま20年が過ぎた。みきおさんの妻泰子さん=当時(41)=の姉入江杏(いりえあん)さん(63)は「事件を知らない若者による行為だったと聞き、時間の経過を感じる。悲しみの記憶をどう語り継ぎ、現場を残していくのか改めて考えさせられる」と話した。

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