<新型コロナ>小池知事、高齢者の7月末接種完了には「接種体制の拡充が重要」 都ワクチン会合

2021年5月11日 07時09分
 新型コロナウイルスワクチンの円滑な接種に向け、都と区市町村や都医師会が協議する「ワクチンチーム」の会合が十日、都庁であった。小池百合子知事は、七月末までに高齢者の接種を完了させるとの国目標に触れ「達成のためには接種体制の拡充が重要だ」と述べた。
 チームは課題の洗い出しや情報共有、意見交換を目的に二月三日に発足し、この日が二回目。都医師会の尾崎治夫会長は「フレイルや認知症の予防にもつながる。地区の医師会との連携を進め、かかりつけ医での個別接種を拡大して」と要望。区長会長の山崎孝明・江東区長は「集団接種で医療人材確保のための財政支援をしてほしい」と求めた。
 小池知事は「都としても個別接種を実施する医療機関が増えるための策を検討する。集団接種会場のさらなる確保のため、提供可能な都有施設がないかを調査する」などと応じた。
 内閣官房によると、九日時点で一回目の接種を終えたのは都内高齢者約三百十一万人のうち二万六百五十人。総務省の調査では、都内区市町村の三分の一は「人口が多い」「体制が整わない」などの理由で、国目標の七月末までに接種が完了しない見通し。最も遅いケースでは「八月中」としている自治体もあるという。 (小倉貞俊)

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