<テークアウト グルメ>東京会館 BISTRO WAGON(伝統のカレーライス)

2021年5月11日 07時37分

◆連日行列完売のお得さ

 緑豊かな街路樹がオフィスワーカーたちの憩いの場となっている丸の内仲通りに、昨年12月から、東京会館のキッチンカー「BISTRO WAGON by TOKYO KAIKAN」が出店している。
 来年で創業100周年を迎える東京会館は、大正デモクラシーの流れから民間初の社交場として生まれた。宴会場、結婚式場、文学賞の授賞会場にも使われ、作家や文化人との縁も深い。
 しかし会館内のレストランは高級で、知名度の割に利用者の幅は狭い。そこで多くの人に知ってもらおうとキッチンカーを発案。コロナ禍も機に始めたところ早速、好評を得て、連日行列、完売が続いている。
 写真は「伝統のカレーライス」1100円。1日30食限定。東京会館を代表するメニューの一つで、完成までに3日を要する逸品。玉ネギを細かく刻み、甘みを引き出すまで炒め、カレー粉と特製ブイヨンを加えて煮込んだ欧風カレーだ。館内で食べるならサラダ、スープ、デザート、ドリンク付きで4235円かかると聞けば、お得さがわかる。
 さらに付け合わせも、サーモンのエスカベッシュ(南蛮漬け)、牛すじのアスピック(煮こごり)など手が込んでいる。「うちの味を知ってもらいたいからこそ、東京会館らしいお弁当にしました」(同社キッチンカー担当)と採算は二の次の姿勢。一箱にフランス料理のエッセンスが詰め込まれている。 (さりあ)
 出没先は丸の内仲通り(千代田区)。曜日によって丸ビル前、新国際ビル前など移動する(詳細は東京会館公式サイトで)。緊急事態宣言明けより再開予定。

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