ボードゲーム よこはまのボードゲーム屋さん・リゴレ みんなで楽しく 巣ごもりにも

2021年5月11日 17時48分

ドイツのゲームが多く、6割はファミリー向け。店長の伸居智和さんが親切に教えてくれる

 横浜中華街に隣接する雑居ビルの2階に「よこはまのボードゲーム屋さん リゴレ」はある。店名の通りここはボードゲームの専門店。子ども向けから上級者向けまで約350種類をそろえ、販売するだけでなく、店内で遊べるスペースも設けている。
 上級者の常連客もいるが、休日はファミリー客が多く、初心者にも親しみやすい店として評判。遊び方も丁寧に教えてくれる。「一人でフラッといらしても私やスタッフがお相手しますよ」と店長の伸居(のぶい)智和さん(40)。
 伸居さんはかつて、ビール会社の営業マンで中華街を担当していた。もともとゲーム好きだったが、13年前、なんとなく購入したドイツのゲーム「カタン」にハマッた。架空の島「カタン」を開拓するゲームで、資材の物々交換など交渉力も必要な点が面白い。「それまで主流だった日本や米国のゲームより上質で、暴力的なところがなく、みんなで楽しめるのが魅力です」
 いつしか「ボードゲームを広める店をやりたい」思いが高まり、ついに2017年オープン。今では自社製品9種もプロデュースし販売する。中でも、カード形式の言葉遊びゲーム「ワードスナイパー」や、宝石を奪い合う駆け引きが面白い「バッティング」は店の人気ベスト3に入るほど評価が高い。

人気ベスト3。左から「ドブル」「バッティング」「ワードスナイパー」

 伸居さんによれば、ボードゲームとは「電源を使わず、テーブルで遊ぶゲーム」。必ずしも、ボードを広げるゲームを指すわけではない。「年齢関係なく、子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しめるのがいいんですよ」
 コロナ禍による巣ごもり需要でボードゲームが見直されたのも、家族で一緒に時間を過ごすために最適のツールだったからといえる。伸居さんは学校に出張してゲームを教えることもあるが、小学4年男児のエピソードが忘れられないと語る。「ご両親が不仲だったそうですが、2人を誘って、ゲームを一緒にやってくれたそうです。家族でハマッて、今ではご両親も仲良くなったとか。ゲームは人をつなぐんです」 (村手久枝)
 横浜市中区山下町162の1の201号。13〜22時(土日祝は23時まで)、月・火休。遊び放題のスペース利用は有料。(電)045・212・2677

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