スギHDがお詫びコメント発表 「秘書が」会長妻の手術経験をおもんぱかり優先接種を依頼、と説明

2021年5月11日 23時29分
 スギ薬局を展開するスギホールディングス(HD、本社・愛知県大府市)の創業者で、愛知県西尾市在住の杉浦広一会長(70)と妻の昭子相談役(67)が優先的に新型コロナウイルスのワクチン接種をできるよう、西尾市が便宜を図った問題で、スギHDは11日、優先接種の依頼は「不快な行為であった」として、お詫びのコメントを発表した。手術経験がある相談役のことを思い、秘書が「使命感」で、愛知県西尾市に優先予約の問い合わせをしたと経緯を説明した。

同社ホームページに掲載された「経緯」

 同社の発表文によると、相談役のために「一日も早いワクチン接種をと慮った」秘書が西尾市役所に問い合わせたことが発端で、「使命感ゆえに何度かお問合せを繰り返ししたことについてご迷惑をおかけしたと考えております」とした。

石川県内のスギ薬局の店舗=2020年1月撮影

 さらに、会長は過去にアナフィラキシーショックを経験したため、接種は希望していないと強調した。しかし、西尾市の中村健市長らが11日に開いた会見では、スギHD側から「会長が接種を楽しみに待っています。何とかならないでしょうか」などと依頼があったと説明している。

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