ガザで死者28人、イスラエルでも3人に 報復攻撃の応酬で被害拡大

2021年5月12日 10時26分
12日、イスラエルの空爆を受け、煙が上がるガザ地区の建物(AP)

12日、イスラエルの空爆を受け、煙が上がるガザ地区の建物(AP)

 【カイロ=蜘手美鶴】イスラエルとパレスチナ自治区ガザ間で続く攻撃の応酬で、ガザ拠点のイスラム主義組織ハマスなどは11日、イスラエルの商都テルアビブにロケット弾を発射し、住民女性(50)が死亡した。イスラエル側の死者は計3人。イスラエル軍もガザへ空爆を繰り返し、10日以降の死者は子ども10人を含む少なくとも28人となった。ロイター通信などが伝えた。
 ハマスと武装組織「イスラム聖戦」は10日夜以降、600発以上のロケット弾を発射。多くが迎撃されたが、家やビルに直撃する被害も出ている。テルアビブへの攻撃を受け、ベングリオン空港が一時閉鎖された。
 イスラエル軍もガザへ重点的な空爆を続け、ガザ市内の複数のビルが倒壊。ハマス幹部が死亡したほか、住民も多数犠牲となった。
 イスラエル占領下の東エルサレムでは、今月上旬からパレスチナ人とイスラエル警官隊の衝突が続き、10日にイスラム教の聖地アルアクサ・モスクに警官隊が催涙弾などを撃ち込んだことで、ハマスがエルサレムにロケット弾を発射。双方の衝突に発展した。

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