日本医師会の中川会長「慎重に判断すべきだった」辞任は否定 「まん延防止」期間中に100人で政治パーティー

2021年5月12日 15時15分
中川俊男会長

中川俊男会長

 日本医師会(日医)の中川俊男会長は4月20日に、自身が後援会会長を務める自民党の自見英子参院議員の政治資金パーティーに出席していたことについて、12日の定例会見で「全国で多くの皆さんが我慢を続けてくださっている中で慎重に判断すれば良かったと思っている」と釈明した。
 その上で「多くのご批判をいただく中で日本医師会長に求められる責務とは、医療提供体制の確保に最大限努め、ワクチン接種の推進を加速度的に進めることだとあらためて実感している。これまで以上に国難に対して責務を全力で果たして参ります」と述べた。「会長を退く考えはないのか」との記者からの質問には、「そういうつもりはまったくございません」と辞任の考えはないとした。
 会場は東京都内のホテルで、当時は「まん延防止等重点措置」が適用されていた。パーティーの3日後に緊急事態宣言が発令が決まった。
 自見氏は日医の政治団体である日本医師連盟の組織内議員。パーティーは午前8時から1時間実施された。
 中川氏の説明によると、参加は来場とオンラインに分け、会場には100人程が駆けつけた。来場者は入り口で検温し、距離を空けて着席した。食事の提供はなく、中川氏は後援会会長として、冒頭にあいさつをした。
 日医の常勤役員14人は全員出席した。役職辞任について、全員が「全くそのつもりはない」と否定した。

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