ワクチン予約 東京都目黒区、金沢市、大阪府和泉市など全国で停止相次ぐ LINE利用のシステムに障害

2021年5月12日 16時54分
米国のIT企業「セールスフォース・ドットコム」の本社=2018年11月、サンフランシスコ(共同)

米国のIT企業「セールスフォース・ドットコム」の本社=2018年11月、サンフランシスコ(共同)

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、東京都狛江市など複数の自治体で12日、予約の受け付けができなくなった。通信アプリのLINE(ライン)を使った予約システムなどで、データ処理に関わる米国のIT企業「セールスフォース・ドットコム」に障害が起きたのが原因とみられる。
 受け付けができなくなったのは、東京都目黒区と狛江市、金沢市、三重県鈴鹿市、大阪府和泉市、長崎県佐世保市など。12日午前、新規予約の受け付けや確認サービスが一時的に利用できなくなった。厚生労働省が運用するワクチンの配送、接種実績を管理する「V―SYS(ブイシス)」も一時停止した。
 セールスフォースで大規模な通信障害によるサービス停止が起きたとみられ、同社の共同創業者で最高技術責任者のパーカー・ハリス氏はツイッターに「影響が大きいことは認識しており、解決に向けて取り組んでいる」と投稿。その後、システム障害は「大幅に復旧している」と書き込んだ。
 狛江市によると、12日午前9時から75歳以上の予約を受け付ける予定だったが、システム障害により中止。電話での受け付けも予約者の情報管理を同じシステム内に一元化する予定だったため取りやめ、いずれも午後1時に再開した。金沢市や大阪府和泉市などもLINEやコールセンターでの受け付けを停止した。(共同)

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