菅首相 「さざ波」投稿の高橋内閣参与は「謝ったと思っている」

2021年5月12日 19時36分
高橋洋一氏

高橋洋一氏

 菅義偉首相は12日、国内の新型コロナウイルス感染状況を「さざ波」「笑笑」と表現した高橋洋一内閣官房参与について「反省の弁を述べている。本人が謝っていると思っている」と官邸で記者団に語った。
 菅首相はこの日から緊急事態宣言が延長され、新たに愛知、福岡が宣言の対象に加わったことについて「延長は、大変心苦しい思いでありますけども、ゴールデンウィークが終わった今、一番大事な時期でありますので、国民の皆さんのご協力をお願いを申し上げます」と呼び掛けた。
 その上でこうした状況の中で、高橋氏が日本の感染状況を「さざ波」と表現したことについて、記者が「この発言を、撤回すべきだと考えますか」と質問。これに対し、「あのう、個人がツイッターでそうしたことに対しての反省の弁を述べているんじゃないでしょうか」と答えた。
 さらに記者が「個人の発言ですけれども、総理は任命権者です。感染症を揶揄したとも受け取れる表現ですが、許容できますか」と尋ねると、首相は「あのう、そこは本人が謝ってるというふうに思ってます」との認識を示した。
 高橋氏は9日、自身のツイッターで「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿し、インターネットで「亡くなった人への配慮を欠く」などと批判を浴びた。
 11日になって「世界の中で日本の状況を客観的に分析するのがモットーなので、それに支障が出るような価値観を含む用語は使わないようにします」とツイートし、釈明したものの、明確な発言への謝罪や撤回はしていない。
 
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