横浜市、高齢者へのワクチン接種を前倒しへ 大規模会場や時間延長で対応

2021年5月12日 21時19分
新型コロナウイルスワクチンのサンプル(米ファイザー提供)

新型コロナウイルスワクチンのサンプル(米ファイザー提供)

 横浜市の林文子市長は12日の定例記者会見で、高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種について、当初8月までに対象者の8割の接種を完了するとしていた計画を、7月末までに前倒しする考えを示した。国から当面のワクチン配送量が示されたことを受け、集団接種会場の時間延長や大規模会場の設置などで対応する。
 高齢者向けのワクチン接種予約で混乱が続いている問題についても、「多くの皆さんに混乱を招いて申し訳なく、おわび申し上げたい」と謝罪した。
 市の接種対象の高齢者は、施設入所の7万人を除く90万人。集団接種は現在の33会場で時間を延長し、接種人数を増やす。大規模接種会場は6月上旬に、市内の国際展示場やホールを利用して設置を検討している。個別接種に対応する医療機関も現在の1100カ所から1700カ所に増やし、1回目の接種を7月11日までに終わらせる予定。
 集団接種を巡っては、市は3日に予約受け付けをインターネットの専用サイトと電話で始めたが、初日は想定を上回るアクセス数により45分で受け付けを中断し、そのまま中止した。再開した5、6日や、2回目の10、11日も電話がつながりにくい状況が続いた。
 今後も現在の予約受け付け方法を続ける。次回の予約は17日からで、対象者はこれまでの最多となる約68万人。市は同日から個別接種の予約が始まることで集中緩和を期待しているが、さらなる混乱も予想される。(丸山耀平)

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