<新型コロナ>「まん延防止」延長スタート 効果は? 20日間が正念場 直近2週間 変異株確認が倍増

2021年5月13日 07時23分

31日までの休業延長を告知する居酒屋=千葉市中央区で

 千葉県内で適用中の新型コロナウイルスまん延防止等重点措置の延長が十二日始まった。今月三十一日まで。大型連休期間中の短期集中型の感染抑制を目的に東葛地域と千葉市の十二市に対象を広げた四月二十八日から今月十一日までの重点措置の期間中、新規感染者数は増加。変異株が確認された人数も急増しており、現時点で効果は見えておらず、延長期間の二十日間が正念場となりそうだ。 (中谷秀樹)
 四月二十八日から当初の期限とされた今月十一日までの新規感染者数は計千九百七十人で、一日平均では約一四〇・七人。その前の二週間(四月十四〜二十七日)の計千八百十人、一日平均一二九・二人よりも増加。変異株の確認は同期間の比較で、二百十六人から四百五十人と倍増した。
 現在の感染状況について、熊谷俊人知事は八日の臨時会見で「このレベルで持ちこたえているのは事業者の多くが要請に応じてくれているからこそ」と評価。一方で、「これまでの対策による低減効果と変異株比率の上昇による感染拡大がせめぎ合っており、いつ感染が急拡大してもおかしくない」と危機感を示した。
 千葉市内の繁華街では、十二日以降も臨時休業を決めた居酒屋のほか、酒類の提供をやめて午後八時までの時短営業やテークアウト販売で苦境をしのぐ店も見られた。十二日から大型商業施設にも午後八時までの時短が要請されるが、ある大型商業施設の関係者は「来店時の消毒や検温はしっかりやっている。継続するしかない」と話した。

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