片山さつき氏ら国会議員4人が緊急事態宣言下の東京から浜松まつりに参加 

2021年5月13日 21時47分
 初子祝いの凧揚げで知られる浜松市の「浜松まつり」(3~5日)の凧揚げ会場を、自民、立憲民主両党の国会議員4人が訪れていたことが分かった。新型コロナウイルス感染拡大を受け、国会のある東京都を含め、緊急事態宣言が発令された地域からは参加が禁止されていた。

凧揚げに参加する片山さつき参院議員=同氏のフェイスブックから

 同市南区の凧揚げ会場を訪れたのは、自民の塩谷立しおのやりゅう元文部科学相(衆院静岡8区)、片山さつき参院議員(比例)、立民の源馬謙太郎衆院議員(比例東海)、日吉雄太衆院議員(同)。

凧揚げに参加する塩谷立議員=同氏のツイッターから

◆組織委「事務所関係者が来るものと」

 浜松まつりは、昨年は中止。今年は感染対策として凧揚げの時間を短縮し、無観客化して実施した。組織委員会によると招待状や案内は送っていないが4人の事務所から通行許可証を求める連絡があり送ったという。組織委は「事務所関係者が来るものと思っていた」としている。
 3日に会場にいたまつり参加者によると、塩谷、片山両氏は同日、会場で町内会関係者らと会話し、記念撮影に応じていた。両氏は会員制交流サイト・フェイスブックなどに、凧揚げする姿をそれぞれ載せていた。

◆片山氏「慎重になるべきで申し訳ない」

 片山氏の事務所は取材に3、4日午前に訪問したことを認め「事前に検査をした上で、2年ぶりの開催となった参加者の思いを聞く視察として訪れた」と説明。「凧を揚げるのは慎重になるべきで申し訳なく思う」とした。塩谷氏事務所は3、4日に会場を訪れたとした上で「検査を行い陰性を確認し対策を行った上で臨んだ。不快な思いをさせた点についておわび申し上げる」とした。

◆東京から凧揚げ参加ならルール違反

 組織委事務局は「東京から訪れ、凧揚げにも参加しているならばルールに違反していた可能性がある」と指摘。鈴木康友市長は13日の会見で「慎重な判断をしてもらったらよかったと思う」と述べた。
 事務所によると、源馬氏は3日に会場を訪れたが、凧揚げには参加しなかった。事務所は取材に「(開会)式にも出席しておらず、足を運んだだけ」とした。
 日吉氏の事務所は「短時間だけ滞在して主催関係者に個別にあいさつしたが、法被を着ての凧揚げなどの祭りへの参加はしていない」と説明。会場を訪れた日時などは明らかにしていない。(佐藤裕介、坂本圭佑、渡辺真由子)

PR情報

主要ニュースの新着

記事一覧