感染者の4人に1人「同居者以外とマスク外し会話」 都モニタリング会議 療養者アンケート

2021年5月14日 07時25分
 都は13日、新型コロナウイルスの感染状況を分析する専門家のモニタリング会議で、宿泊療養者と自宅療養者へのアンケート結果を公表した。感染者の4人に1人が、同居者以外とマスクを着けずに会話していた実態などが報告された。
 アンケートは都が2月中旬〜4月末、宿泊施設か自宅で療養をしている10歳未満から70代までの2277人にウェブで実施。感染判明直前の14日間についてマスク着用の有無を問うと「常に着用」「ほとんど着用」が97.6%に上った。一方、「同居者以外とマスクを着用せずに会話をしたか」の質問には24.5%が「はい」と回答。うち10代と20代は、それぞれ35%がマスク未着用の会話経験があった。
 会議で東京iCDC(感染症対策センター)専門家ボードの賀来満夫座長は「若い世代に改めて、正しいマスク着用の徹底を促す必要がある」と指摘した。
 飲酒を伴う懇親会に参加していた人は2、3月には9.5%だったが、4月は18.3%に増え、特に若年層の割合が拡大していた。
 都医学総合研究所の西田淳志・社会健康医学研究センター長は「緊急事態宣言も3週目に入り、夜間滞留人口、昼間滞留人口とも増加に転じ始めている」と警戒感を示した。小池百合子知事は「若い方々が活発に動き回りたい気持ちは分かるが、引き続き基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。 (小倉貞俊)

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