次世代が語るハンナの悲劇 ホロコーストで犠牲 品川のNPO、16日にオンラインイベント

2021年5月14日 07時27分

ハンナ・ブレイディ (C)Brady Family

 ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲となり十三歳で生涯を閉じた少女、ハンナ・ブレイディ(一九三一〜四四年)の生誕九十年記念トークイベント「ララ・ハンナの宝物」が十六日、オンラインで開催される。NPO法人ホロコースト教育資料センター(品川区)が主催。ハンナのめい、ララ・ハンナ・ブレイディさん(38)がハンナの遺品などを紹介しながら家族の物語を語る。 (榎本哲也)
 ハンナはチェコスロバキア(現チェコ)の生まれ。家族と共にナチスに拘束され四四年、アウシュビッツ強制収容所で殺害された。
 ホロコースト教育資料センター理事長の石岡史子さん(50)は、ホロコースト犠牲者の遺品として二〇〇〇年に借り受けたかばんについて調べ、持ち主がハンナで、強制収容所から生還した兄ジョージさんがカナダにいることを知った。石岡さん自身も登場する「ハンナのかばん」と題した本は世界中で翻訳された。石岡さんは同センターで、ハンナの物語を伝える訪問授業などの活動を続けている。
 トークに登場するララさんはジョージさんの娘。ホロコーストの語り部を続けたジョージさんは一九年に九十歳で死去。ララさんは次世代の語り部としてカナダ・トロントから日本の人々に語りかける。
 午前十時〜正午。同時通訳あり。視聴には事前に申し込みが必要。無料、寄付チケットあり。申し込み・問い合わせはホームページ(https://kokoro20210516.peatix.com/)へ、「ララ・ハンナの宝物」で検索。 

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