東京五輪・パラの是非 医療、感染対策で判断を 熊谷知事「現段階は開催へ努力」

2021年5月14日 07時47分

東京五輪・パラリンピックの中止の判断について言及した熊谷俊人知事=県庁で

 熊谷俊人知事は13日の定例会見で、新型コロナウイルスの影響で先行き不透明な東京五輪・パラリンピックの中止の判断について言及した。県内医療提供体制や感染防止対策の徹底など開催に向けクリアすべき課題を挙げた。 (中谷秀樹)
 開催の是非について「現段階では、少なくとも開催に向けて努力していくべきフェーズだろうと思っている」との考えを示した。
 一方で、「感染の動向いかんによって、選手や関係者、県内医療体制にとって開催できる状況にないとなれば、開催しない方向に大会組織委員会、東京都、政府も適切に判断されると思っている」と述べた。
 懸念される水際対策について「組織委に対し、選手や入国される方々が正しく感染対策がなされた状況で、他者との交流や感染の可能性が排除されるようしっかり徹底されることを求めていく」とした。
 また、県内予定の五輪事前合宿について、現時点で米国陸上チームのほか、横芝光町のベリーズ、長柄町のロシアフェンシングチーム、浦安市のパラリンピック英国車いすバスケットボールの四カ国が中止になっている。
 今後も中止が相次ぐ可能性もあり、熊谷知事は「少なくともキャンプができる場合はサポートしていくし、不安を抱えている国などがあれば市町村と一緒に協議をしていくことになる」と述べ、県として協力を惜しまない姿勢を示した。

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