<国際編>聖書最古の写し 切れ端見つかる

2021年5月14日 07時46分

新たに見つかった死海写本の切れ端=イスラエル考古学庁提供・共同

 イスラエル考古学庁(ちょう)はこのほど、今も残る最古の聖書(せいしょ)写本として知られる「死海写本」の新たな切れ端(はし)を同庁の調査団(ちょうさだん)が発見したと発表しました。発見は約60年ぶりといいます。当時を知る貴重(きちょう)な史料(しりょう)として注目されています。聖書はキリスト教やユダヤ教にとって最も重要な書物です。
 死海は、中東のイスラエルとヨルダンの間にある塩分をふくんだ湖。
 考古学庁によると、見つかったのは羊皮紙(ようひし)の切れ端80点以上で、最大のものは長辺が十数センチと手のひらほどの大きさ。「完全な正義(せいぎ)を尽(つ)くせ」などと書かれたものもありました。一部の単語を除(のぞ)き古代ギリシャ語といいます。
 切れ端が見つかったのは、ローマ帝国(ていこく)の支配(しはい)にユダヤ人が反発した「バル・コクバの反乱(はんらん)」(130年代)で、ユダヤ人がにげこんだとされる死海近くの洞窟(どうくつ)です。

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