北海道、岡山、広島に緊急事態宣言の発令を表明 16日から今月末まで 菅首相 

2021年5月14日 18時28分
菅義偉首相

菅義偉首相

 菅義偉首相は14日夕、新型コロナウイルス感染症対策本部を官邸で開き、北海道、岡山、広島の3道県をコロナ対応の改正特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象に追加すると表明した。期間は16日から31日まで。政府は当初、まん延防止等重点措置の対象に群馬、石川、岡山、広島、熊本の5県を追加する方針だったが、午前の基本的対処方針分科会で専門家から強い対策を求められ、急きょ転換した。群馬、石川、熊本の3県は予定通りにまん延防止措置に加える。期間は16日から6月13日まで。
 特措法に基づく宣言の対象は3道県に東京、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡を合わせて9都道府県となる。まん延防止措置は埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重、愛媛、沖縄に3県を加えて10県。政府は酒類を提供する飲食店への休業要請やインド変異株への水際対策強化などの対策を講じているものの、地方への感染拡大が続いている実態が鮮明となった。
 西村康稔経済再生担当相は今回の宣言追加は見送る方針で14日の分科会に諮った。だが、専門家から変異株による感染拡大や病床逼迫への懸念が示されると同時に、国民に行動変容を促す観点から宣言がふさわしいとの意見が続出。宣言に3道県を追加する方針に切り替えた。宣言を巡り、政府が分科会に諮問した内容の大幅な変更を認めたのは初めて。(共同)

 

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