イスラエル、ガザへ地上攻撃を開始 空爆による死者は100人超に

2021年5月14日 10時53分
13日、パレスチナ自治区ガザの境界付近で、砲撃に備えるイスラエル兵=AP

13日、パレスチナ自治区ガザの境界付近で、砲撃に備えるイスラエル兵=AP

 【カイロ=蜘手美鶴】イスラエルとパレスチナ自治区ガザの間で続く報復攻撃の応酬で、イスラエル軍は14日未明、地上部隊がガザへの攻撃を開始したと発表した。ガザへ侵攻はしていないが、今後さらに犠牲者が増える可能性がある。10日以降、双方の死者は計116人となった。AFP通信などが伝えた。
 イスラエル軍によると、ガザ北部へ地上から砲撃を加えると同時に、集中的な空爆も行っているという。軍は地上戦に備えてガザ境界に戦車と部隊を配備し、約9000人の予備役兵に召集をかけている。
 ネタニヤフ首相は13日夜、声明で「作戦は必要な限り続き、(終了には)まだ時間がかかる」と述べ、軍事作戦が長期化する可能性を示唆した。
 イスラエル軍によると、ガザを拠点とするイスラム主義組織ハマスなどは10日以降、ロケット弾約1750発を発射し、13日も商都テルアビブなどへの攻撃が続いた。イスラエル軍の空爆は600回を超え、ハマスの拠点1000カ所以上を破壊したという。
 パレスチナ保健省などによると、イスラエル軍による空爆で109人が死亡。イスラエル側の死者は7人。

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