五輪中止求めるオンライン署名35万超 宇都宮氏「命と暮らし守るため、中止まで続ける」 都に要望書

2021年5月14日 12時44分
会見する宇都宮健児

会見する宇都宮健児

 東京五輪・パラリンピックの中止を求めるオンライン署名が35万人分を超えたことを受け、元日弁連会長の宇都宮健児氏(74)は14日、開催中止を求める要望書を小池百合子知事あてに提出した。宇都宮氏は「人々の命と暮らしを守るためにも、五輪の中止を求めたい」と訴えた。
 署名は今月5日、ネットサイト「Change.org」で募集。14日時点で35万筆を超えている。宇都宮氏は要望書を提出後、都庁で会見し、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて「東京は重症患者が増え、大阪は医療崩壊で救える命が救えなくなっている。都は開催都市として、中止を働きかけるべきだ」と強調した。
 署名活動については「短期間にたくさん集まり、国内外のメディアで報道された。驚いているとともに、勇気づけられている」と発言。「五輪中止が決まるまで続けたい」と語った。
 宇都宮氏は同日、要望書を国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)にも送付。近く大会組織委員会と政府にも要望書を提出する。
 小池知事は同日の定例会見で「提出があったことは承知している。世界的なパンデミックではあるが、引き続き関係者と連携しながら、着実に準備を進めていく」と述べた。(岡本太)

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