《ようこそ!マイホームタウン》 宇垣美里×赤坂 東京生活の中心だった赤坂 

2021年5月26日 12時04分

働く人の街、赤坂へ

 TBSの人気アナウンサーとして活躍されていた宇垣さん。現在はフリーアナウンサーとして活躍するほか、コスメ本の発売やフォトエッセイを執筆するなど、幅広い分野で才能を発揮している。神戸で生まれ育ち、京都の大学へ進学したという、生粋の関西人である宇垣さんが初めて赤坂を訪れたのは、大学時代だという。
「就職活動前になりますが、TBSにエントリーシートを送り、書類審査と面接を通過すると、アナウンサー志望者向けのセミナーが受けられるんです。そのセミナー前の面接の際に訪れたのが初めてでした。それまで東京は観光地にしか行ったことがなかったので、『ここが赤坂かっ! 働いてる人多いな!』って思ったのを覚えています。あとは、赤坂に着くまでは、とにかく乗り換えを間違えないようにと必死でした」

生活のすべてが赤坂にあった


 そんな働く人の街・赤坂で、自身も働く人として活躍を続けてきた。フリーで活動する今も、毎週火曜日にTBSラジオの番組『アフター6ジャンクション』への出演のため赤坂に通っている。
「なので、私にとって赤坂はずっと『働く場所』です。局のアナウンサー時代は1日の半分以上を赤坂で過ごしていましたし、日々のほとんどが自宅と赤坂の往復でした。あの頃は生活のすべてが赤坂にあったなと。働く人も多いので背筋の伸びるような場所ではありましたが、一歩路地に入れば、韓国料理の店が並んでいたり、散歩していて楽しい場所もありました。日枝神社は有名ですが、ほかにもビルやお店の並びに赤坂不動尊があったりして、ふとしたところに神社があるのもおもしろいです」
 大学時代を京都で過ごした宇垣さん。バイトや学校に向かうまでの間に神社があったり、おなかが空いたと思って訪れる場所が清水寺の参道だったりと、京都に住んでいるときにも日常のなかで自然と寺社に訪れていたという。
「建物を見ることが好きなんです。神社やお寺は造りの凝った建物が多いので、見応えがありますよね。あとは、仕事で原稿を噛んでしまうという悪い流れに入ってしまったときに、日枝神社に行って気分をリフレッシュさせたこともありました。『ちょっと神社でも行ってきます』って先輩に伝えて。そうすることで気持ちが切り替わり、噛みグセの流れから脱した、なんてこともありました」

おいしいもののなかにも思い出が刻まれる


 赤坂には繁華街もあり、老舗の料亭から異国料理店まで、あらゆるジャンルの飲食店が軒を連ねている。宇垣さんがランチタイムや仕事終わりによく訪れていたというお店を聞いてみた。
「京都が本店の焼肉『天壇』は、同期のアナウンサーと一緒に訪れたり、番組終わりに皆さんと食事に行ったりしていました。京都にいた頃にも訪れていたので、知っているお店が東京にもあるというのは安心しますし、なんだか救いになっていました。あとは、『室町砂場』も好きなお店で、ひとりではなかなか行けませんが、先輩に連れて行ってもらって初めて訪れた思い出があります。おいしいお蕎麦屋さんですよね。関西ではお蕎麦を食べる習慣がなかったので、『東京にきてお蕎麦を食べてる!』って感動しました。いまもお仕事終わりにスタッフさんたちと行くことがあります。最近はコロナ禍で難しいですが、おいしいお蕎麦をみんなで食べながら会話することが楽しかったです」
 チョコレート好きで、6月2日(水)にはフォトエッセイ『愛しのショコラ』を発売する宇垣さん。フォトエッセイの中でもたっぷり語られているほど、チョコレートをこよなく愛する宇垣さんだが、赤坂の有名スイーツである『しろたえ』のレアチーズケーキも大好きだそう。
「初めて食べたのはプロデューサーさんが買ってきてくださったときでした。とってもおいしいと喜んでいたら、『赤坂で有名なお店だから、今後たくさん食べることになるよ』って。実際に手土産でいただく機会が多く、毎回おいしくいただいていました。差し入れとして自分で買いに行くこともありました。誕生日の人がいたら買っていったりとか。ひとつのサイズが小さいので、あまり仰々しくならずに、でも差し入れとしてはもらってうれしい。そのちょうどよさもいいなと思っています」

仕事がはじまり、終わる場所


 宇垣さんにとって、赤坂の街とは。
「赤坂はいまだに仕事で通っていますし、私にとって仕事イコール赤坂というイメージがあります。TBSにいたときは、ロケの日もまず赤坂に出社して、ロケのあとも一度赤坂に戻ってから帰宅していたので、仕事がはじまって終わる場所でした。勝手知ったる赤坂は、私にとってマイホームだなと感じています」

◇赤坂図鑑 宇垣美里さんオススメスポット

TBS赤坂ACTシアター
赤坂サカス内にある、演劇やミュージカルなどが楽しめる劇場。「たくさんの公演を観に行きましたがどれも素晴らしかったです。とくに2019年に観に行った『ファントム』が非常におもしろく、新しい解釈にも納得がいきました」
東京都港区赤坂5-3-2 赤坂サカス内
TBS赤坂ACTシアター
日枝神社
大山咋神おおやまくいのかみを祭神とし、赤坂の街を見守る神社。「TBSで働いていたとき、元日の仕事が落ち着いて昼頃にみんなで参拝に行っていました。静かな境内はほっとできる場所です」
東京都千代田区永田町2-10-5
日枝神社
※新型コロナウィルス感染症の影響で、掲載したお店や施設の臨時休業および、営業時間などが変更になる場合がございます。事前にご確認ください。



宇垣美里さんのサイン入り色紙プレゼントは終了いたしました。
ありがとうございました。
◇PROFILE
宇垣美里
1991年4月16日生まれ。2014年にTBSへ入社し、アナウンサーとして数多くの番組に出演。現在はフリーアナウンサーとして、テレビやラジオ、雑誌などで活躍しているほか、執筆活動も行なっている。著書に『宇垣美里のコスメ愛』(小学館)、6月2日(水)発売『愛しのショコラ』(KADOKAWA)など。

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