三菱UFJが自社運動場6ヘクタール一般開放へ 西東京市と24日に協定 テニスコートや図書施設も

2021年5月15日 07時21分

一般開放を目指して整備される三菱UFJ銀行の保養施設「武蔵野運動場」=西東京市で、本社ヘリ「あさづる」から

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、傘下の三菱UFJ銀行の従業員向け保養施設「武蔵野運動場」(西東京市柳沢)を改修し、「MUFGパーク(仮称)」として一般開放する準備に入った。二〇二三年六月オープンを目指す。企業が大規模な自社施設を一般開放するのは異例で、二十四日に西東京市と協定を結び、活用方法について検討する。 (花井勝規)
 武蔵野運動場は一九五二(昭和二十七)年、銀行の健康保険組合の運動施設として開設した。広さは、東京ドームの建築面積の約一・三倍にあたる約六ヘクタール。十一面のテニスコート、野球やサッカーができるグラウンドがある。樹木が生い茂る緑地もあり、絶滅危惧種のキンランの群生が確認されている。

サッカーやラグビーができる「スポーツエリア」=三菱UFJ銀行提供

 MUFGは社会貢献の一環として、多目的グラウンドやテニスコートなどがある「スポーツエリア」、既存樹木を生かした「ネーチャーエリア」、図書施設がある「コミュニケーションエリア」を整備する計画だ。コミュニケーションエリアには、地域住民が愛読書を持ち寄り、数万冊を蔵書する「コミュニティライブラリー」をつくる。

「コミュニティライブラリー」のイメージ=三菱UFJ銀行提供

 昨年夏にMUFGが市にパーク開設を打診し、水面下で話し合いを続けてきた。池沢隆史市長は本紙の取材に「広大な自社施設を一般開放するとはすごい話だと思った。他市に比べて本市には運動施設が少なく、大歓迎だ」と期待を寄せた。
 運動場周辺には、西隣の武蔵野大武蔵野キャンパス、北隣の保谷第二小など、計五つの学校施設がある。市企画政策課の担当者は「子供を意識した活用法がカギになる。よりよい活用の在り方をMUFGと探っていきたい」と話している。

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