ドラキュラ城でワクチン スリルに訴え接種加速、ルーマニア

2021年5月15日 11時22分
ドラキュラ伝説で知られるルーマニア中部のブラン城=同城提供

ドラキュラ伝説で知られるルーマニア中部のブラン城=同城提供

 【モスクワ=小柳悠志】ルーマニア保健当局は、吸血鬼ドラキュラ伝説で知られる14世紀建造のブラン城に、新型コロナウイルスワクチンの接種会場を設けた。不気味さとスリルで国民の関心を集め、接種を加速する狙い。
 ブラン城によると、接種するワクチンはファイザー製。ドラキュラの牙を注射針に変えた案内板を設置し、医療スタッフのユニホームには血が滴るドラキュラをデザインした。接種した人は、城内で中世の拷問道具などを無料見学できる。
 英BBC放送(ロシア語電子版)によると、ルーマニア政府は、各地の接種会場を利用し、人口の半数に相当する1000万人のワクチン接種を9月までに終えたい考え。新型コロナによる同国の死者は2万9000人に達している。

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