<新型コロナ>感染不安の児童生徒 127人、1日も登校できず さいたま除く公立校

2021年5月16日 07時16分
 さいたま市を除く市町村立と県立の小中高校・特別支援学校で、新型コロナウイルスへの感染を懸念し、通常登校が再開された昨年六月から今年三月の修了式までの間、一日も登校できなかった児童生徒が百二十七人いたことが、県教育局の調査で分かった。
 県立校は昨年六月二十二日から、市町村立校の多くは同六月中に通常登校に戻った。通常登校再開日から修了式までに、感染を懸念して登校できなかった日が一日でもある児童生徒は、全体の2%に当たる一万一千五百四十五人だった。
 一日も登校できていない児童生徒の割合が最も高いのは特別支援学校で、同学校の児童生徒全体の0・9%に当たる六十六人。感染防止の観点から、入所施設側から通学を遠慮するよう求められたり、児童生徒に基礎疾患や重度の障害があったりしたためという。小中の割合は、いずれもそれぞれの児童生徒全体の0・01%で、小学校は四十人、中学校は二十一人だった。高校はいなかった。
 こうした児童生徒には自習用の教材を届けたり、ICT端末を用いたオンライン授業で対応したりした。
 同局によると、新型コロナの感染不安で学校を休むことについては、校長がやむを得ない事情があると判断した場合は「欠席」ではなく「出席停止」の扱いとなり、留年した児童生徒はいなかった。 (飯田樹与)

関連キーワード

PR情報

埼玉の新着

記事一覧