<新型コロナ>坂東・かばん製造の「アペックス遠藤」 医療用ガウン製造に挑戦

2020年5月23日 02時00分

かばんの縫製技術を生かして作った医療用ガウン=坂東市で

 新型コロナウイルスの感染予防に必要な医療用物資の需要が高まる中、かばんや小物を製造する「アペックス遠藤」(坂東市)が、高い縫製技術を生かした医療用ガウンの製造に乗り出した。遠藤英典社長(40)は「高齢者施設や軽症者施設のスタッフなど、コロナに関わる方にも幅広く活用してもらいたい」と話している。
 同社は一九九七年創業。かばんや革小物を製造し、国内の高級メーカーに相手先ブランドによる生産(OEM)供給する。コロナ感染拡大後は小売店の営業自粛で受注が大幅に減少。マスクなどの医療用物資の不足を報道で知り、医療用ガウンの製造を決めた。
 四月中旬から試作を開始し、今月一日に生産体制が整った。県内や都内の医療機関にサンプルを渡し、十八日に注文が入ると、製造を本格化した。型紙は経済産業省の依頼で帝人フロンティア(大阪市北区)が公開しているデータを利用。材料の仕入れから出荷まですべて自社工場で担う。
 生地はナイロン100%で強度と耐久性、気密性は十分。洗えるタイプ(税抜き二千七百円)と、コストを抑えた使い捨てタイプ(税抜き千八百円)の二種類あり、それぞれフリーサイズ(着丈百十センチ、袖丈六十一センチ)で色は五色。販売の最少単位は一色二十枚だが、少量を希望する場合は相談に応じる。注文から十五営業日程度での出荷を目指す。問い合わせは同社=電0297(35)9766=へ(平日の午前九時~午後五時)。(水谷エリナ)

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