コロナワクチン大規模接種、東京と大阪で受け付け開始「二重予約しないで」接種は24日から

2021年5月17日 20時00分
自衛隊東京大規模接種センターのワクチンの編成完結式=東京都千代田区で

自衛隊東京大規模接種センターのワクチンの編成完結式=東京都千代田区で

 東京と大阪に24日に開設される新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターの予約受け付けが17日、始まった。東京会場は最初の1週間分5万件のうち、午後5時現在で3万6000件に達した。大阪は開始30分で30日までの予定数2万5000件が埋まった。東京は1都3県の65歳以上で初接種の人が対象で、5月末には1日当たり1万人の接種を目指す。(星野恵一)
 センターは自衛隊が運営。各自治体での接種との二重予約も予想されるが、自治体と防衛省で使うシステムが異なるため二重予約の回避は事実上困難。防衛省の担当者は、どちらか一方での予約を呼び掛ける。
 防衛省は17日、東京会場で、今回は対象外の6月12~18日の予約ができる設定ミスがあり、722件の予約があったと発表した。有効な予約として扱う。
 予約はオンラインのみで、防衛省のホームページやLINE(ライン)から専用のサイトに接続。当初は東京23区と大阪市内の住民に限り予約を受け付ける。ネットに不慣れな人は自治体の窓口などでの予約を促す。予約の集中を防ぐため、17日は東京は午前11時ごろから、大阪は午後1時ごろから開始した。
 予約システムの負荷を抑え、作業に慣れる必要もあり、開設当初の接種人数は東京会場は5000人を想定。大阪、京都、兵庫の3府県が対象の大阪会場(大阪市北区の府立国際会議場)は2500人程度から始め、5000人を目指す。
 23区以外の都民の接種は31日から、首都圏3県の高齢者は6月7日から。2回目の接種日時は1回目の際に指定する。
 東京会場では17日、自衛隊の医官や看護官、民間の看護師らによる編成式があり、福島功二・自衛隊中央病院長は「センターの任務は医学的観点や、地域の人の安心への寄与という点からも極めて重要」と訓示した。

◆東京会場の様子は…

 東京会場での接種業務は自衛隊の医官、看護官ら240人や民間看護師ら115人が当たる。大手町合同庁舎3号館の4、7、10階が接種フロアとなり、各階に問診ブースが9、接種ブースが8~12設けられる。ブースは外から見えないようパーテーションで区切られている。
 庁舎外の仮設プレハブで訪れた人の予約を確認。接種済み証を交付する部屋や、15~30分の経過観察用の部屋もある。医官による問診は接種者1人当たり2分を想定。予診票の確認から接種、経過観察まで30分以内とみている。
 感染対策で各部屋には飛沫防止のアクリル板を設置するほか、高齢者のための手すりも設ける。
 自衛隊の医官らが民間の看護師とオペレーションを組むのは初めてとなる。東京会場では17日、接種が始まる24日に向け関係者が手順を確認した。

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