大規模接種のコロナワクチン、米モデルナ製 未承認のまま…日程ギリギリ

2021年5月17日 20時41分
モデルナ製のコロナワクチン(AP)

モデルナ製のコロナワクチン(AP)

 大規模接種センターでは米モデルナ製ワクチンを使う。20日の厚生労働省の専門部会が、薬事承認の可否を判断する予定で、開設準備はギリギリの日程で進められている。
 モデルナ製は、医療従事者や高齢者が接種している米ファイザー製と同じタイプのm(メッセンジャー)RNAワクチン。海外の臨床試験(治験)によると、2回接種後の有効率(発症を防ぐ効果)は、ファイザー製94・6%、モデルナ製94・1%と同等だ。
 異なるのは1、2回目の接種の間隔。ファイザー製は約3週間だが、モデルナ製は約4週間と少し長い。保管温度がファイザー製の零下75度前後に対し、モデルナ製は零下20度前後という違いもある。
 モデルナは日本法人がなく、武田薬品工業が国内で20歳以上の200人に治験を行った。同社によると、重大な安全性の懸念は報告されていない。
 モデルナ製はファイザー製と同様に欧州から輸入される。4月30日に第1便が到着し、厚労省によると、6月末までに4000万回分、9月末までに1000万回分が到着予定。(藤川大樹)

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