市役所で即売会 地場農産物、あまり使えてない 小平給食センター建て替えで市外に業務委託

2021年5月21日 07時07分

新鮮な地場農産物が並んだ小平市役所玄関前

 小平市のJA東京むさし小平支店が二十日、地場農産物の即売会を市役所で行った。七月末まで、毎週月曜、木曜の午前十一時半〜午後一時に実施する。市は老朽化した学校給食センターを建て替え中で、地場農産物の給食需要が減少。多くの人が訪れる市役所を活用し、地元農家の販路拡大を支援することにした。 (林朋実)
 市庁舎の正面玄関前には、大根やキュウリ、ソラマメ、イチゴなど十三品目が並んだ。市役所で用事を済ませた人たちが「どれも立派」「小平でイチゴを作っているなんて知らなかった」などと話しながら買い物を楽しんだ。
 給食センターは市内の八中学校に計約四千五百食を提供していた。市は積極的に地場農産物を学校給食に取り入れており、センターで使う食材の約三割が小平産だった。センターによると、二〇二〇年度に使った地場農産物は、大根五千十八キログラム、タマネギ三千七百キログラムなど二十五品目に上った。
 市はセンターの二三年二月稼働を目指し、今年四月に建て替えに着手。給食作りを市外の施設に委託するようになってからは、食材の規格の問題から地場農産物をあまり使えなくなった。そこで、JA支店と協力し、今月十七日に即売会を始めた。
 JA支店指導経済課の本多真道課長は「市内の多くの農家が給食に携わっていた。農家のモチベーション維持のためにも、即売会で地場産野菜をPRしていきたい」と話した。生産状況により即売会が中止になることもある。実施状況は市ホームページに掲載する。

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