<新型コロナ>高齢者ワクチン 横浜市、集団接種の予約枠を縮小 国の「7月末完了」受け

2021年5月22日 07時12分
 横浜市は二十一日、高齢者の新型コロナウイルスワクチン集団接種を巡り、二十四日から受け付ける予約枠を約四万六千人分から約二万人分に、三十一日から受け付ける予約枠を約四万六千人分から約一万人分に変更すると発表した。当初の計画では七月十二日以降の初回接種分を受け付ける予定だったが、同月末までに高齢者への接種を完了させるという政府方針を受けて撤回。同十日までの枠を拡充して予約を受け付けることにしたが、予約枠が約九万二千人分から約三万人分に減る。 (杉戸祐子)
 当初の計画では、五月二十四日から予約を受け付けるのは七月十二〜二十五日に初回接種を行う分。五月三十一日から受け付けるのは七月二十六日以降に初回接種する分だった。
 しかし、このスケジュールでは七月末までに二回の接種を終えることができないため、計画を変更。五月二十四日からは同月三十一日〜六月二十七日の初回接種分、五月三十一日からは六月二十八日〜七月十日に初回接種する分を受け付けることにした。
 変更に伴い、集団接種の予約が取りづらい状況に拍車がかかるとみられる。市は、五月三十一日〜六月二十日に市を通じて予約する個別接種の枠として二十一の医療機関で計約二万回分を確保したほか、市を介さず直接予約できる医療機関を約八百カ所に増やし、約十一万回分のワクチンを供給。大規模接種会場での接種の概要を来週中に発表するとしている。
 市の担当者は「集団接種だけでなく、個別接種や大規模接種会場も合わせ、七月末までに高齢者への接種が完了するように調整している」と説明する。
 集団接種の予約は五月三日に始まり、これまでに七月十日までに接種する約十八万人分を受け付けたが、電話がつながりにくく、予約を取りづらい状態が続いている。
 個別接種の予約は五月十七日から順次始まったが、通院頻度などによって受け付けを制限する医療機関があり、高齢者から「集団でも個別でも予約できない」という声が上がっている。

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