LGBT「種の保存に背く」 簗議員が自民会合で発言 

2021年5月22日 07時30分
簗和生元国土交通政務官

簗和生元国土交通政務官

 自民党のやな和生元国土交通政務官(42)=衆院栃木3区、当選3回=が20日の党会合で、LGBTなど性的少数者を巡り「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがう」といった趣旨の発言をしたことが分かった。複数の出席者が21日、明らかにした。簗氏は共同通信の取材に「会議は非公開のため、内容や発言について答えるのは差し控える」とのコメントを出した。
 簗氏の発言は、与野党の実務者協議で合意した性的少数者への理解増進を図る法案を議論する自民党会合で出た。出席者によると、簗氏は「LGBTを差別するつもりはない」とも繰り返した。コメントでも「性的少数者を巡る理解の増進は必要だ」と言及した。
 ただ自民党では山谷えり子元拉致問題担当相も19日の別の党会合で、性的少数者を巡り「ばかげたことがいろいろ起きている」と発言した。閣僚経験者は「簗、山谷両氏とも差別意識があると言われても仕方ない。愚かな言動だ」と強調。世耕弘成参院幹事長は記者会見で、簗氏の発言を把握していないとした上で「本人がしっかり趣旨を説明すべきだ」と述べた。
 簗氏は12年衆院選で初当選した。初当選同期の現職、元職には不祥事を起こした議員が多く、党内外で「魔の3回生」と指摘される。(共同)

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