<新型コロナ>県内新たに2人感染 県「クラスター判断…段階でない」

2020年3月28日 02時00分
 県は二十七日、県内で新たに新型コロナウイルスに二人が感染したと発表した。県内の感染者は計十二人になった。十一例目の感染者は、九例目の社交ダンス講師の教室に通う女性。県が講師と接したとみている教室の生徒は現段階で感染者を除き三十三人で、症状を訴えている人はいない。県保健福祉部の木庭愛部長は会見で「クラスター(感染者集団)が発生していると判断する段階にない」と述べた。 (鈴木学)
 県によると、十一例目の感染者はつくば市の五十代の女性団体職員で、ダンス講師から七、十四日に教室でソロレッスンを受けた。十八日から発熱や倦怠(けんたい)感などが続いていた。症状は軽症という。
 女性は一人暮らしで、渡航歴はない。濃厚接触者は調査中で、発熱後に出勤しているため、職場に情報を提供して対応を検討してもらっているとしている。
 三十三人の生徒には最終レッスン日から十四日間の健康観察を求め、発熱やせきなどの症状がみられた場合に連絡するよう要請しているという。
 ダンス講師と関係がある感染者が複数に上っているが、木庭部長は「現状で感染源と結論づけることは適当でない」とした。この男性の濃厚接触者は、国立感染症研究所の支援を得て調べている。
 十二例目になるもう一人は、つくばみらい市の七十代の無職の男性で、十九日から発熱があった。二十二日にJAとりで総合医療センター(取手市)を受診、肺炎の所見があったことから、入院した。症状の改善がみられなかったため、検査の結果、陽性が判明した。酸素吸入を必要とする症状という。
 男性に渡航歴はなく、七十代の妻と四十代の娘の三人暮らし。医師、看護師も含めて濃厚接触者や行動歴を調査している。

関連キーワード

PR情報

茨城の新着

記事一覧