河井氏への1・5億円提供 二階幹事長「責任は総裁と私に」…決定の過程は答えず

2021年5月24日 20時26分
二階俊博幹事長

二階俊博幹事長

 自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、2019年参院選の広島選挙区を巡る公選法違反(買収)事件で有罪となった河井案里元参院議員の陣営に対する1億5000万円の提供に関し、支出の責任は自身と党総裁だった安倍晋三前首相にあるとの認識を示した。
 二階氏は「党全体のことをやっているのは総裁とか幹事長の私。党の組織上の責任はわれわれにある」と述べた。他候補の10倍とされる金額の決定過程については直接答えなかった。
 林幹雄幹事長代理もこれまでの会見で、当時の甘利明選対委員長が関わっていたと明かしていたが、24日は「交付金支出には甘利氏は関与していない」と発言を撤回。党資金の提供について「選挙前の各種調査に基づいて重点地区を決め、同時に党内手続きを経ていく。個別の誰が、ということではない」と述べるにとどめた。
 二階氏は17日の会見では「私は関係していない」と関与を否定。18日も「党全般の責任が私にあるのは当然だが、収入、支出の最終判断をしており、個別の選挙区の選挙戦略や支援方針はそれぞれ担当で行っている」と発言していた。(山口哲人)

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