<新型コロナ>群馬でも大規模接種 高齢者100人 センターで試験運用

2021年5月25日 07時21分

県営のワクチン接種センターで接種を受ける高齢者=太田市で(代表撮影)

 群馬県内でも開設された新型コロナウイルスの県営ワクチン接種センターは二十四日、太田市安良岡町の旧韮川西小を会場にして試験運用を開始した。二十一日に承認された米モデルナ製のワクチンを、市内の六十五歳以上の高齢者計百人が接種。本格的な運用開始は六月一日からで、一日で最大約千人に接種する計画。会場の高齢者たちからは安堵(あんど)の声が上がった。 (市川勘太郎)
 県によると、接種を受けたのは、県がセンターでの接種協力を依頼して市を通じて応じた高齢者。市は接種を希望するか否かのはがきを高齢者宅に送り、返送された分の接種希望者を集計。市職員が希望者に接種会場や日時を電話で伝える方法で進める見通し。
 この日は接種後に体調に異常が出た高齢者は把握していないという。二回目の接種は六月二十一日、センターで実施する。運営は県立病院を中心に医師や看護師、県職員ら計約三十人が当たった。
 一方、今月二十七日から始まるセンターの本格運用に向けた接種予約は、無料通信アプリLINE(ライン)の県公式アカウント「群馬県デジタル窓口」のみ。対象は県東部の桐生、みどり、館林の三市と邑楽郡各町の高齢者。県内広範囲の県民向けには、県は県中部に別途センターを開設する予定。
 接種を済ませた菅野静江さん(74)は「はがきを送ったら市から日時を指定されて簡単で助かった。ラインでの予約だったら、私は使えないので若い人に支援を頼んでいたと思う」と語った。自営業の男性(80)は「予約も接種も段取りが良かった。娘と息子は人と接するサービス業なので、早くワクチンを打ってほしい」と願っていた。

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