五輪選手団の日本渡航は国務省勧告とは別枠…サキ報道官「米政府の立場は変わらない」

2021年5月26日 10時49分
25日、米ホワイトハウスで記者会見するサキ大統領報道官(AP)

25日、米ホワイトハウスで記者会見するサキ大統領報道官(AP)

 【ワシントン=金杉貴雄】サキ米大統領報道官は25日の記者会見で、米国務省が日本での新型コロナウイルスの感染拡大を受け渡航警戒レベルを引き上げ「渡航中止」(レベル4)を勧告したことに関連し、今夏の東京五輪開催について「われわれの立場は変わっていない」と説明し、「日本の努力」を引き続き支持しているとの考えを示した。開催自体の賛否については明言しなかった。
 サキ氏は記者会見で、米五輪選手団の日本への渡航は「主催者が決めた非常に特殊な入国・移動のルールと手順のもとでの非常に限定的な枠」だとして、国務省の勧告とは別枠で検討されるとの考えを示した。
 五輪開催については「日本政府と国際オリンピック委員会(IOC)が、準備を慎重に検討していると理解している。そして、日本政府は公衆衛生が依然として最優先事項であると強調している」と「公衆衛生の重要性」を指摘するにとどめた。ただ「大統領は米国のアスリートを支援している」とも語った。
 米国オリンピック・パラリンピック委員会は、国務省の勧告でも選手団派遣は問題ないとの声明を発表しているが、米メディアからは選手の渡航に影響する可能性を指摘する報道が相次いでいる。

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