インド株「置き換わる可能性高い」 7都府県で29人、1週間で3倍に

2021年5月26日 22時48分
型コロナウイルス感染症対策を助言する専門家組織の会合であいさつする田村厚労相(左端)=26日午後、厚労省

型コロナウイルス感染症対策を助言する専門家組織の会合であいさつする田村厚労相(左端)=26日午後、厚労省

 インドに由来する新型コロナウイルス変異株の国内での感染者の累計が24日までに7都府県で29人になったことが26日、厚生労働省の集計で分かった。18日までの報告例は8人で、1週間で3倍以上に増えた。このほか検疫で160人が報告されており、合計で189人となった。対策を厚労省に助言する専門家組織の座長の脇田隆字国立感染症研究所長は記者会見で「(インド株への)置き換わりが起こる可能性はかなり高いだろう」と話した。
 厚労省によると、感染者が最も多かったのは千葉と大阪で各6人。次いで東京と静岡で各5人だった。そのほか兵庫で4人、神奈川で2人、広島で1人の報告があった。
 インド株の持つ変異は感染力やワクチンの効果に関わる免疫に影響を及ぼす可能性があり、現在日本で猛威を振るう英国株よりも感染力が強いとの指摘も出ている。
 専門家組織は全国的な監視体制の強化などによって、国内での拡大を可能な限り抑えていくことを求めた。脇田座長は「国内で見つかったインド株はなるべく地域で見つけて囲い込むことが重要」と訴えた。(共同)

 

関連キーワード


おすすめ情報