凰稀かなめ お届けできる何かがある

2021年5月28日 07時35分
<コラム 熱風涼風>
 東京新聞読者の皆さま、初めまして。舞台を中心にテレビドラマ、映画などで活動させて頂いております凰稀(おうき)かなめです。どうぞよろしくお願い致します。
 さて、コロナ禍で世の中まだまだ大変な日々が続いております。私は現在、六月の舞台へ向けてお稽古中です。東京都から提示された感染予防策を基に、稽古場では神経質になるほどの対策をしての稽古です。
 マスクで相手の表情がわからない、こちらの表情も伝えられないまま進む芝居稽古は、役者としても、演出家、監督にとっても、かなり厳しい状況です。
 でも、私たちはこれが仕事で、これしかできないのです。だからエンターテインメントを止(と)めることはできません。娯楽ではありますが、だからこそ皆さんにお届けできる何かがあるのではないかと思ってます。
 話は変わりますが、先日「日本一周クルーズ」で船上ライブをさせて頂きました。残念ながらクルーズは大分県止まりで中止となりましたが、私のライブはギリギリ開催できました。
 今、陸の上では自由にできないセミナーや講座、食事にお洒落(しゃれ)をしての鑑賞。船上では、もちろん皆さんマスク着用ですが、生き生きとされていて限られた空間を楽しんで下さっているのをアクリル板越しに見て、改めてこの仕事をしていて良かったと思える瞬間でした。体を動かしたり、笑ったりするのは免疫力を上げるので、大切ですね。 (女優)

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