<新型コロナ>県接種センターでリハーサル 医師、スタッフら 課題と流れ確認

2021年5月28日 07時43分

県高齢者ワクチン接種センターの対応を確認するリハーサル参加者=さいたま市浦和区の県浦和合同庁舎で

 来月一日から「県高齢者ワクチン接種センター」で新型コロナウイルスワクチンの接種が始まるのを前に、埼玉県は二十七日、会場の県浦和合同庁舎(さいたま市浦和区)でリハーサルし、動線やスタッフの対応などを確認した。
 県立病院の医師や看護師、予診票の記入などを補助する大学生らスタッフ約三十人のほか、接種を受ける市民役として県議ら約五十人が参加した。受付で書類を確認し、医師による問診を経てワクチンを接種。接種済証の発行後、十五〜三十分間待機するまでの流れを確認した。
 車いす利用者や予診票を忘れた人、動き回ってしまう人など、さまざまな状況を想定した。難聴者役の県議は「一部に筆談パッドがあるのはいいが、どう誘導するのか戸惑っているスタッフもいた」と振り返り、「待機場所のいすの間隔が狭い」との指摘もあった。
 医師と看護師計十六人ほどの態勢で、六月一〜三日は一日あたり五百人、四日以降は同七百人に接種する予定。市町村接種を補完する位置付けで、予約枠の一部は、七月末までの接種完了が難しいとしている自治体の優先枠となっている。
 視察した大野元裕知事は「一人でも多く、一日でも早く接種を進めることが、県民の安心安全につながるだけでなく、医療従事者の負担を軽減することになる」と期待した。 (飯田樹与)

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