あたたか、駒込の日常 月刊紙「こまごめ通信」を本に コロナ禍のバックナンバー集め

2021年5月29日 07時11分

駒込のあったかい日常が詰め込まれた「こまごめ通信本」の2巻目

 JR山手線駒込駅を中心とした豊島、北、文京三区にまたがるエリアで発行されている、月刊のフリーペーパー「こまごめ通信(通称・こま通)」が昨年四月から一年間に発行したバックナンバーを集め、一冊の本にした。コロナ禍を前向きに生きる、街の人たちのあたたかな日常が詰め込まれている。 (中村真暁)
 こま通は、二〇一九年四月、街の情報を発信するフェイスブックグループ「駒込を楽しみ隊」のメンバーらが創刊した。三毛猫の「ゴメス」がキャラクターだ。
 一年間のバックナンバーを集めた「こまごめ通信本」は昨年に続く第二弾。「笑顔と軽妙なコメントで居場所をつくる」カフェオーナー、「八十年前の駒込を知る」旧住民、「駒込が舞台の小説を書き始めた」オペラ歌手らが登場する。
 この一年間で「駒込を楽しみ隊」の参加者は、五倍近い三千人に増えた。コロナ禍で遠出が自粛され、地元に関心を寄せる人が増えたとみられる。
 編集部の漫画家、織田博子さん(36)は「コロナによる苦しさや不安はあったが街の力で乗り越えようとする前向きさも生まれた一年だった。地元の人たちが、こんなにも街のことが大好きだと分かる一冊になった」と話している。
 A5判、五百五十円。北区西ケ原一のフタバ書店、「こまごめ通信」の専用サイトなどで販売。サイトでは、本で取り上げた街のオリジナルビールをつくる企画「こまごめビールプロジェクト」との連携から生まれた「ゴメスラベル」のビールも紹介している。

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