<新型コロナ>余ったワクチンを教職員らに 廃棄ゼロへ 世田谷区が方針

2021年5月29日 07時12分
 世田谷区は二十八日、予約のキャンセルなどで余った新型コロナウイルスワクチンを保育園や幼稚園、小中学校の教職員らへの接種に活用し、廃棄ゼロを目指す方針を発表した。
 区は三日から高齢者向けのワクチン接種をスタート。当日予約のキャンセルなどで余ったワクチンは、会場で接種を担当する医療従事者らに接種しているが、すべては活用できず、二十八日までに五十六人分を廃棄した。
 このため、会場にいる区外在住の区職員のほか、集団接種の会場の半径五百メートル圏にある保育園や幼稚園、小中学校の教職員らに接種することにした。ワクチンが余りそうになった場合は会場責任者が施設に連絡する。区は、施設側に事前に接種者リストを作成するよう求める。
 記者会見した保坂展人区長は「施設数が多いから、どの接種会場にも十分以内に駆けつけられるはず。ワクチンが無駄にならないやり方だ」と強調した。
 また、高齢者のワクチン接種について国が目標とする七月末までの完了が達成できる見通しになったことも明らかにした。接種会場の開設時間の延長や日数を増やすため、八月中に予約していた高齢者にも前倒しでの接種を推奨する方針。 (山下葉月)

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