新型肺炎で茨城空港 中国チャーター便 一部運休

2020年1月29日 02時00分

新型コロナウイルス関連の取り組みなどについて情報共有を図る県職員ら=県庁で

 中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、感染拡大防止のため中国から海外への団体旅行が停止されたことを受け、県は二十八日、中国から茨城空港への連続チャーター便のうち、近く長春便と南京便が運休になる、と発表した。
 県によると、運休期間は長春便が二月一~八日、南京便が二~六日。茨城空港で新型コロナウイルス関連の運休は初めて。
 この日、チャーター便を運航する上海不夜城国際旅行社と青島航空から連絡があったという。運休になるのは長春便が四往復、南京便は二往復。連続チャーター便の福州便と、定期便の上海便、西安便は今のところ運航を継続するという。
 また、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、県は二十八日、県庁で危機管理連絡会議を開いた。十六部局の企画監(課長級)ら約三十人が参加。茨城空港でのサーモグラフィーによる監視をはじめ、医療機関への協力依頼、県民への注意喚起などの取り組みについて情報共有を図った。
 県内で、この日までに肺炎を疑う患者の報告はない。疾病対策課の柴田隆之課長は「今のところ感染力が非常に強いとはされていない。手洗いやマスク着用などの感染症対策に努めてほしい」と話していた。
 県によると、発生した中国・武漢市に県民がいるかは把握できていない。武漢市のある湖北省には、土浦市の企業一社が進出しているという。 (鈴木学)

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