「頑張りましょう」 コロナ禍にメッセージを添えて 小岩の商店街で花壇コンクール 2年ぶり 今年は優秀作表彰なし

2021年5月31日 06時38分

メッセージが添えられたフラワーロードの花壇の後ろに立つ吉田義昭会長=江戸川区で(区提供)

 江戸川区のJR小岩駅南口の商店街「小岩フラワーロード」で、六月六日まで恒例イベント「花壇コンクール」が開かれており、ボランティアや区内の園芸業者の手による約二百の花壇が買い物客らの目を楽しませている。「コンクール」とイベント名にあるように例年は優れた花壇を競うコンテストが人気だが、今年は新型コロナウイルスの感染防止で観覧客が集まることによる密を避けるため、展示のみとなった。
 約八百メートルの商店街は、四季折々の花々で花壇が彩られている。地場産業の花卉(かき)園芸のPR、商店街の振興などを目的とした花壇コンクールは、商店街の人たちらでつくる実行委員会と区が一九七五年から実施してきた初夏の風物詩。来場者の投票などで優秀作品の花壇を決め、表彰してきた。
 昨年は新型コロナの影響で中止され、今年はコンテストはないが二年ぶりの開催。全百九十八カ所の花壇のうち、ボランティアが寄せ植えをした六十九カ所、花卉園芸組合などが整備した十カ所など、九十三カ所の花壇をイベントに向けて植え替えた。「お花でいやしを」「これ以上コロナをリバウンドさせないため みんなで頑張りましょう」など、コロナ禍に伝えたい応援メッセージも展示者らが添えている。
 商店街を訪れた区内の福島和子さん(77)は、「この時期の花壇が毎年楽しみ。(コロナ禍の)今年は特に感慨深い。元気づけられる」と話した。
 実行委員長でもある商店街の吉田義昭会長は「フラワーロードの愛称にふさわしい見応えある花壇がそろった。花をめでることで心を寄せ合い、コロナ禍の大変な時期を乗り越えたい」と話した。 (井上幸一)

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