武漢研究所からの流出説、英国情報機関も「あり得る」…新型コロナの起源で英紙報道

2021年5月31日 10時36分
英紙サンデー・タイムズのウェブサイトより

英紙サンデー・タイムズのウェブサイトより

 【ロンドン=藤沢有哉】英紙サンデー・タイムズは30日、新型コロナウイルスの起源を巡り、英情報機関が中国・武漢のウイルス研究所から流出した可能性があると考えていると伝えた。起源の解明に向け、バイデン米大統領が追加調査を指示した米情報機関と連携して調べているという。
 同紙によると、欧米各国の情報機関は同研究所から流出した可能性が「非常に低い」と考えていたが、再評価で「あり得る」に見直した。背景には、同研究所の研究者が2019年11月、病院での治療が必要になるほど体調を崩していたとの情報の存在があるとみられる。
 新型コロナの起源を巡っては、世界保健機関(WHO)が3月、動物由来の可能性が高いとする報告書を公表したが、米英などは調査に対する中国の非協力的な姿勢を批判。ワクチン配備を担当するザハウィ英政務次官は今月30日、英スカイニューズに「WHOが邪魔されずに調査を行えるようにすることが重要だ」と述べた。

関連キーワード

PR情報

主要ニュースの新着

記事一覧