<新型コロナ>神奈川県で139人感染 100人台は14日ぶり 藤沢市、横須賀市で新たなクラスター

2021年5月31日 19時30分
神奈川県庁

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 神奈川県内で5月31日、新型コロナウイルスに感染した藤沢市の70~80代の女性2人の死亡と、139人の感染が明らかになった。感染経路不明は62人。県と6市の保健当局が発表した。新規感染者が100人台となるのは17日以来14日ぶりで、7日連続で1週間前を下回った。
 藤沢市によると、80代女性はクラスター(感染者集団)が発生したグループホームの入居者、70代女性は家庭内感染とみられ、ともに30日に死亡した。新規感染者は7人。このうち6人は市内の製造業の同じ事業所に勤めており、クラスターと認定した。
 横浜市は83人の感染を発表。クラスターが発生した2つの通所介護施設でそれぞれ利用者1人の感染が分かり、感染者は29人と8人になった。関東学院大(金沢区)運動部で部員2人の感染が判明、クラスターは15人になった。
 横須賀市の新規感染者は4人。4人の感染が分かっていた市上下水道局逸見総合管理センターで職員1人の感染が分かり、クラスターと認定した。市民との接触はない業務という。
 相模原市は14人の感染を発表した。中央区の保育園で園児と職員各1人の感染が分かり、クラスターは計22人になった。
 県は10人の感染を発表。このうち10歳未満の女児はクラスターが発生した海老名市立保育所の園児で、感染者は8人になった。
 川崎市は20~80代の16人の感染を発表した。中等症と診断された中原区の80代男性ら5人が感染経路不明という。
 茅ケ崎市は5人の感染を発表した。

◆203人から変異株を検出 インド由来株感染で初の死者

 また、県は31日、新型コロナウイルス感染者のうち203人から変異株を検出したと発表した。うち6人はインドで猛威を振るう変異株か、その疑いがあり、80代男性は26日に死亡した。県内でインド由来株感染者の死亡が明らかになったのは初めて。県は「インド由来株の市中感染が始まっている」とみている。
 県によると、死亡した男性は循環器系の基礎疾患があり、発熱と呼吸状態の悪化で17日に新型コロナ陽性が分かり、入院していた。感染経路は不明。
 残る5人は軽症か既に療養を終了している。このうち20代男性はクラスター(感染者集団)が発生した県の宿泊療養施設「パークインホテル厚木」(厚木市)の運営スタッフ。他の感染した運営スタッフらもインド由来株か調べる。
 また、新たに職員1人の新型コロナ陽性が分かり、クラスターは9人になった。運営スタッフが足りなくなったため運営を休止し、入所者8人を別の施設に移した。運営スタッフと出入り業者計100人をPCR検査する。うち2人は既に症状が出ているという。

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