【動画】ウィシュマさんの状況、把握できず スリランカ大使が遺族と面会 <スリランカ人女性死亡>

2021年5月31日 20時48分

大使館を訪問したウィシュマさんの妹のワヨミさん(右)とポールニマさん=東京都内で

 名古屋出入国在留管理局(名古屋市)で収容中に死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=の遺族らが31日、東京都港区のスリランカ大使館でサンジーブ・グナセーカラ駐日大使と面会した。大使側は今後、出入国在留管理庁と積極的に収容者の情報を共有する意向を示し「きちんと医療対応を行うよう求めていきたい」と話したという。

◆「収容中2度電話」も確認できず

 遺族によると、大使側は、ウィシュマさんが亡くなるまで日本政府から連絡はなく、昨年8月に元交際相手からドメスティック・バイオレンス(DV)被害を受け、交番に保護を求めたことや、入管に収容されていたことは把握できていなかったと説明したという。ウィシュマさんの日誌に「収容中に2度、大使館に電話した」と記されていた点には、電話の内容を確認できていないとした。
 ウィシュマさんの死後、大使側は日本政府から今回の問題に関して14回の説明を受けた。遺族が早期の最終報告書公表と収容施設の監視カメラ映像の公開を強く求めていることには、日本政府に伝えると約束した。 (望月衣塑子)

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