LGBT差別助長発言、撤回・謝罪求め9万4000筆 当事者ら自民党に提出

2021年5月31日 20時53分
差別発言の撤回や謝罪などを求めるfairの松岡宗嗣代表理事(中央)ら=31日、東京・永田町の自民党本部前で(池田まみ撮影)

差別発言の撤回や謝罪などを求めるfairの松岡宗嗣代表理事(中央)ら=31日、東京・永田町の自民党本部前で(池田まみ撮影)

 自民党議員によるLGBTなど性的少数者への差別を助長する発言に対し、当事者ら有志は31日、発言の撤回と謝罪を求める約9万4000筆の署名を同党に提出した。一般社団法人fair代表理事の松岡宗嗣さん(26)らが同日午後、党本部の建物管理の担当者に手渡したが、党職員や議員は姿を見せなかった。松岡さんは「これだけ多くの人が発言を問題だと思っている。声を受け止め、対応してほしい」と訴えた。
 与野党の実務者で合意したLGBT「理解増進」法案を巡り、簗和生衆院議員がLGBTについて「種の保存に背く」との趣旨の発言をしたとされ、山谷えり子参院議員はトランスジェンダーの競技参加を排除するような発言を繰り返したため20日、署名を始めた。
 党本部前では30日から法案見送りなどに抗議する座り込みが続いた。賛同する国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」日本代表の土井香苗さんは「五輪を開催しようとする国の無責任でひどい姿勢が問われている。世界が注目している」と語った。
 また、五輪を機にLGBTの情報発信をする「プライドハウス東京」なども31日、抗議文を自民党に提出した。(奥野斐)

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