<東京2020>名所、駆け抜ける 聖火リレー詳細ルート発表

2019年12月18日 02時00分
 東京2020オリンピック聖火リレー県実行委員会は十七日、県内を走る聖火リレーの詳細な走行ルートを発表した。百八十人程度を見込むランナーが、袋田の滝や霞ケ浦をはじめ名所などを巡りながら県内を駆け抜ける。走るだけでなく、自転車や船を使った聖火リレーとなるのも特徴だ。(鈴木学)
 本県の聖火リレーは来年七月五、六日で、全体の四十五番目。千葉県から受け取り、埼玉県へ引き継ぐ。五日はサッカー競技の開催地・鹿嶋市をスタートし、大洗町や大子町、笠間市などリレーして水戸市までの八市町・七区間(一七・二キロ)。六日は、古河市を出発して坂東市や常総市などを巡り、つくば市まで八市・九区間(一八・七キロ)をつなぐ。
 各市町区間の距離は〇・八キロ~四・三キロで、それぞれ四~二十一の個人やチームがつないで走る。区間と区間の間は、トーチからランタンに移して車で移動する。各日の出発地点では出発式、最終地点となる水戸市とつくば市では到着セレモニーが開かれる。

本県を代表する名所として聖火リレーのルートに組み入れられた袋田の滝=大子町で

 ルートには、日本三名瀑(めいばく)の袋田の滝(大子町)、日本最大級の高さ百メートルのバンジージャンプが人気の竜神大吊橋(おおつりばし)(常陸太田市)、青銅製立像として世界一の高さを誇る牛久大仏(牛久市)など本県の観光地や見どころを盛り込んだ。
 行方市では、国内三つのナショナルサイクルルートの一つに指定された「つくば霞ケ浦りんりんロード」を自転車に固定して走るほか、「茨城が唯一のものは演出に使いたい」(実行委員会)と、霞ケ浦の観光帆引き船に乗る予定。また、二〇一五年の関東・東北水害で甚大な被害が出た常総市では、復興のアピールに鬼怒川堤防決壊の碑をゴール地点とした。
 県の工藤英明オリンピック・パラリンピック監は「鹿行、県北、県央、県西、県南の各地域をまんべんなく回るルートになった。地元を走る聖火ランナーを心から応援してほしいし、名所や茨城を代表する場所を取り入れたので、併せて楽しんでもらえれば」と話している。

関連キーワード

PR情報

茨城の最新ニュース

記事一覧