<新型コロナ>ワクチン接種 三島市、独自方式でスタート 医師ら歩み寄り次々と

2021年6月3日 08時07分

ワクチン接種を受ける人は座ったままで、医療スタッフだけが動き回る「三島モデル」の様子=いずれも三島市で

 三島市は二日、高齢者への新型コロナウイルスワクチンの集団接種を始めた。接種を受ける人は着席したまま、医療スタッフだけが動きまわる「三島モデル」という独自方式で実施。初日は市内四カ所の小学校の体育館で計八百八十人が接種を受けた。 (渡辺陽太郎)
 市立南小学校では午後一時に接種を開始した。接種対象者は受け付け後、個人ごとに仕切られたブースに移動。医師や看護師が、対象者のそばに行き、体調を確認した後、手際良く接種をしていった。
 接種を受けた女性は「インフルエンザの接種と変わらない。あっさりと終わった」と振り返った。七月に東京都内で次女の結婚式があり「その前に接種したかった。コロナ禍で首都圏に住む子どもや孫にほとんど会えない。接種が進み収束してほしい」と話した。
 市は三島モデルでの接種の訓練を三月に実施。当時、ブースの仕切り板は高さ百五十センチだったが、本番では、接種を受けた人の様子に気付きやすいよう百三十センチにした。医師らが移動するブース間の通路も、車いすや資機材を運ぶカートが通りやすい幅にした。
 集団接種は週四回、一日最大六会場で行われる。七月末までに対象者の約70%の接種完了を目指す。

接種を受ける高齢者

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