上野動物園のパンダ、シンシンに妊娠の兆候 食べる竹の量減り、眠る時間増える

2021年6月4日 17時17分
妊娠の兆候が確認されたシンシン(東京動物園協会提供)

妊娠の兆候が確認されたシンシン(東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は4日、ジャイアントパンダのシンシン(雌、15歳)に、妊娠の兆候が確認されたと発表した。パンダは妊娠期間に個体差があり、早ければ月内にも出産の可能性があるが、妊娠と似た行動がみられる「偽妊娠」の場合もある。
 同園は4日に再開園したが、シンシンの展示は中止している。雄のリーリー(15歳)と子どものシャンシャン(3歳)は展示を続ける。
 園によると、シンシンは3月6日にリーリーと交尾した。今月に入って主食の竹を食べる量が4分の1程度に減ったほか、眠るなど休息時間も通常の2倍にまで増えるなど、妊娠時に見られる兆候が確認された。パンダの妊娠期間は83~200日と幅があり、出産予定日は不明。ただ偽妊娠のケースもあることから生まれるまで妊娠と確定できず、園は慎重に経過を観察している。
 シンシンは2012年7月、101日の妊娠期間を経て子どもを出産したが、6日後に死亡。翌年も妊娠の兆候があったが、偽妊娠だった。シャンシャンは17年6月、105日の妊娠期間後に生まれた。
 小池百合子知事は4日、報道陣に「みなさんに赤ちゃん誕生のグッドニュースをお伝えできることを、本当に楽しみにしている」と語った。(小倉貞俊)
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