はるかな尾瀬 夏が来る

2021年6月4日 17時11分
童謡「夏の思い出」で知られる群馬、福島、新潟、栃木の四県にまたがる尾瀬が入山シーズンを迎えた。涼風に揺れるかれんな花々が訪れたハイカーらを楽しませている。
尾瀬は周囲の火山群が噴火してできた湿地帯で、約三万七千㌶が国立公園に指定されている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、環境省などがシーズン当初に入山自粛を呼びかけたが、今年は5月29日に山開きした。各山小屋が消毒液を設置し、宿泊人数を制限するなどの感染症対策をして営業を開始した。
木道脇の湿地を彩るミズバショウや黄色のリュウキンカは6月上旬に見頃を終えるが、「7月にはニッコウキスゲ、秋には草紅葉が美しい」と尾瀬戸倉観光協会(群馬県片品村)。「今は積極的に来てとは言えないが、感染拡大が落ち着いたら大自然を楽しんでほしい」と呼び掛けている。(写真と文・隈崎稔樹)

小川のほとりをミズバショウが彩る尾瀬ケ原。後方は至仏山=群馬、福島、新潟、栃木の4県境にまたがる尾瀬国立公園で


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