<新型コロナ>宿泊療養施設の60代が死亡、神奈川県「問題を確認中」

2021年6月4日 21時10分
神奈川県庁

神奈川県庁

 神奈川県は4日、新型コロナウイルスに感染し、県内の宿泊療養施設に入所していた県内在住の60代女性が新型コロナ感染による呼吸不全で死亡したと発表した。県の宿泊療養施設での死亡者は2人目。対応に問題がなかったか検証する。
 県によると、女性は持病があったが、感染が判明した当初は軽症で、県独自の入院基準を満たさなかったことから、5月27日に宿泊療養施設に入所した。6月3日朝に血中酸素飽和度が下がったため、施設に常駐している看護師が「リスクが高い」と判断して電話での健康観察の回数を増やし、オンライン診療をした医師がせき止めを処方。午後8時半の健康観察では、血中酸素飽和度は横ばいで発熱もなかったという。
 4日午前8時5分ごろ、施設スタッフが安否確認の電話をしたが応答はなく、その後、4回、電話したが応答はなく、同8時40分ごろに常駐の看護師らが部屋に行き、心肺停止の状態でベッドの上に倒れている女性を見つけた。女性は搬送先の病院で死亡が確認された。
 吉田和浩担当課長は「まだ事実確認の最中で、どこに問題があったのか確認して対応したい」と話した。(志村彰太)

PR情報

神奈川の新着

記事一覧