<新型コロナ>催し中止「多大な損害」 日本ホビー協会など都とビッグサイトに補償求め署名2万7300筆

2021年6月5日 07時09分

イベント中止で都などに補償を求めた日本ホビー協会の荒木専務理事(左)とスタッフ派遣会社の久野社長=都庁で

 緊急事態宣言の発令により、イベントを開く直前に会場の東京ビッグサイト(江東区)が使えなくなり、多額の損失を受けたとして、イベント主催団体の日本ホビー協会(台東区)とスタッフ派遣会社が三日、都と東京ビッグサイトに補償を求める約二万七千三百人分の署名を提出した。
 都庁で同日、会見した日本ホビー協会の荒木武美智(たけみち)専務理事によると、協会は四月二十七〜二十九日の「日本ホビーショー」を中止。手芸用品店など約二百の出展業者らに出展料などを返金する必要があり、損害は約一億七千万円に上るという。「業界は厳しい状況に陥っている。補償の相談窓口も分からず、困っていた」と話した。
 署名サイト「Change.org」で補償への賛同を呼び掛けたスタッフ派遣会社「トライフル」(千代田区)の久野華子社長によると、宣言発令が正式に決まった四月二十三日の夜、ビッグサイト側から「無観客しか開催できない」と主催者に連絡があり、直後に予定していた三つのイベントが中止、延期になった。
 久野社長は開催の可否基準があいまいだったなどとし「イベントブースの施工、チラシ、スタッフの手配など全て準備が終わっており、各社が多大な損害を受けた」と訴えた。 (土門哲雄)

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